トッププレイヤー達が限界まで研ぎ澄ませた技術をぶつけ合い、
血沸き、肉踊る戦いを演出し、多くのゲームファンたちを魅了した。
大会当日の熱気や迫力を皆さんに伝えるとともに、
AOC OPEN実況者として戦いのすべてを見届け、
AOC Gaming製ディスプレイのユーザーでもある
私、StanSmithによる製品インプレッションをお届けしたいと思う。
日々限界に挑戦し続ける日本のゲーマーたちに、
いちはやくAGONシリーズを体験してもらいたい。
そんなAOCの強い想いのもとに開催された「AOC OPEN」には、
日本最強クラスの「Overwatch」チームが集結。
プロ・アマチュア合わせて16のトップチームが、
AGONシリーズで「Overwatch」をプレイし、スピード感溢れる
戦いの中、常人の想像を絶する美技を披露した。
試合環境はすべて『G2460PF/11』に統一。
144Hzのハイリフレッシュレート対応、
GtG 1msの高レスポンス液晶パネルを搭載。
ゲームの全てが高速展開する「Overwatch」との相性は抜群だ。
目まぐるしく動き回る敵の動き、飛び交う銃弾、
そしてここぞのアルティメット・スキル。
そのすべてを1/144秒、すなわち0.007秒(7ミリ秒)刻みで映し出す。
従来の60Hzディスプレイとは
全く異なる世界を、彼らは見ている。
全16チーム、日本トップレベルの
「Overwatch」プレーヤー達による戦いは、
数々の名シーン、名勝負を生み出した。
彼らの戦いは常に“紙一重”の差で決まる。
状況を掴み、考え、動く。その速さ、確実性、正確性。
どれが欠けても、待つのは敗者の屈辱だ。
だからまず、彼らは“視覚”を磨く。
そして自分自身の能力を磨くのと同じだけ、
ディスプレイにも性能を求める。
ある選手は語った。
「自分の練習環境と同等か、それ以上の環境でプレイできました。」
大会で使用された『G2460PF/11』は、
プロの貪欲なニーズを完璧に満たしたようだ。
御存知の通り『Overwatch』は
生粋のオンラインゲームであるため、
ライバルが直接顔を合わせることなく戦う、
オンライン上の大会が主流だ。
だから選手たちも、オフライン会場ならではの
緊張や興奮を久しぶりに思い出したのだろう。
いつも以上に声を張り上げ、悔しさや喜びを全身で表す、
生の人間の姿がそこにあった。
決勝戦。
国内外のOverwatch大会で多数の優勝・入賞実績を誇るセミプロチーム「RPG-KINGDOM」と、
実績では及ばぬものの、6月にプロ化を果たしたばかりの新鋭「Libalent Supreme」が対決した。
猛烈なスピードで展開する陣地占領合戦。
成りたてとは言えども、プロの意地か。
戦術と戦略の両面で上回り、見事な勝利を収めたのは
「Libalent Supreme」。
「AOC OPEN」の初代王者として、その名を歴史に刻んだ。
大会で使用された144Hzモデルの更に上を行く、リフレッシュレート最速モデル。通常の60Hzディスプレイ比で4倍のフレームレートを叩き出すことにより、かつてなく滑らかで明瞭な表示を実現。ハイスピードなゲームプレイを更に加速する。
240Hz+業界最速クラスの応答性がもたらす
“勝つための表示性能”
大会前からAGON最新の240Hz対応モデル『AG251FZ/11』を使用していた身からすると、以前まで常用していた144Hz対応のディスプレイに比べ240Hzというさらなる高速描写性能は各段の違いが感じられます。
一言でいえば、「勝ちたいなら、使え」と現役プレーヤーとして声を大にして言いたいですね。特に、この液晶の応答速度は他の240Hz対応ディスプレイと比べてもかなり速いほうです。私自身、『Overwatch』のプレーヤーなので、240Hzと高速応答液晶のコンビネーションは非常にメリットを感じます。
職業柄、PCゲーミングデバイスに多数触れさせていただきますが、AGON製モニターを最も高く評価したいのは、“手堅さ”ですね。性能的にも、機能的にも、とにかく手堅い。言い換えるなら、購入して『間違いがない』製品です。
『間違いがない』と太鼓判を押せるポイントは多数ありますが、例えば「デザインに無駄がなくゲームに集中できる」、「ベゼルが細かく、取り回し良好」「設定ボタンの操作性が良い」、「付属のクイックスイッチでOSDも使いやすく、設定を詰めやすい」などなど……
特に、購入直後の“箱出し”状態でも個人的には全く問題のない、良質な画質が確保されているという点は高く評価したいです。設定に時間をかけたくないというせっかちなゲーマーにはありがたいのではないでしょうか。
各種ゲーム用のプリセットも用意されており、そこから自分の理想に近づけていくのも面白いと私は思います。必要なものがすべてある。不要なものが一切ない。e-Sportsで上を目指すための性能が凝縮されています。個人的にも友人等に自信をもってオススメできる製品ですね。より身近になった144Hz、240Hzの世界をぜひ皆さんも体験してください。
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高さ調節、チルト、スイーベルなど微調整がスムースにできる。
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ヘアラインを基調とした赤いVラインがゲーマー魂をくすぐる。
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ディスプレイポート、HDMIの他に、USB3.0も備えているのでキーボードなどの接続も便利。
ゲームキャスター StanSmith
かつて「SpecialForce2」、「WarRock」、「Counter-Strike: Source」などのオンラインFPSで活躍。そのスキルと知識を活かしてe-Sports実況解説、ゲームイベントや番組での司会進行も幅広くこなす。携わるゲームは必ず自分でやりこみ、質の高い実況解説を実現。ゲーマーからの信頼も厚い。一部のゲームでは「実況席にいるヤツ(StanSmith)の方が選手より強い」という笑い話も。PCゲーミングをこよなく愛し、各種ゲーミングデバイスの伝道者としても活躍中。